1月合併号(№1865・66)
特集◉優生保護法訴訟 最高裁大法廷で全面勝訴 藤原精吾+津田隆男+笹沼弘志+利光惠子+佐藤ふき+吉山 裕
特集◉優生保護法訴訟 最高裁大法廷で全面勝訴
*運動としての優生保護法裁判[藤原精吾]
*大法廷弁論に、わたしたちはどう取り組んだか[津田隆男]
◆兵庫弁論 読み上げ版
*差別的立法による非人道的な手術強制~優生保護法国賠最高裁大法廷判決への道[笹沼弘志]
*被害者にとって「優生保護法被害」とはなにか[利光惠子]
*原告を先頭につながりで勝ちとった判決‼本番はこれから―優生連の取り組み[佐藤ふき]
◆優生保護法裁判の状況・優生連集会等についての年表
*優生保護法違憲訴訟における総理大臣及び法務大臣による謝罪面談の実施、和解による訴訟の終結、基本合意の締結及び補償法の制定について[吉山 裕]
◆基本合意書(2024年9月30日)
◆旧優生保護法に基づく優生手術等の被害者に対する謝罪とその被害の回復に関する決議案(第214回国会)10月7 日(衆議院)・8 日(参議院)
◆旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者等に対する補償金等の支給等に関する法律(概要)
◆被害者の声(全国優生保護法被害弁護団 編 令和6年8月1日版)より抜粋 渡邉數美さんの人生について(熊本弁護団)・私の人生と優生保護法(兵庫原告 鈴木由美)
◇社会保障・社会福祉判例◇優生保護法国賠兵庫訴訟・最高裁判所大法廷判決(令6・7・3 )優生保護法に基づく不妊手術を受けた原告らの国に対する賠償請求権が消滅したものとして国が損害賠償責任を免れることは、著しく正義・公平の理念に反し到底容認することができないというべきであり、原告らの損害賠償請求権は除斥期間の経過により消滅したとはいえないとして、原告らの請求を一部認容した高裁判決に対する被告国の上告が棄却された事案
◇社会保障・社会福祉判例◇優生保護法国賠宮城訴訟・最高裁判所大法廷判決(令6・7・3 )優生保護法に基づく不妊手術を受けた原告らの国に対する賠償請求権が消滅したものとして国が損害賠償責任を免れることは、著しく正義・公平の理念に反し到底容認することができないというべきであり、原告らの損害賠償請求権は除斥期間の経過により消滅したとはいえないとして、除斥期間経過を理由に原告らの国賠請求を全部棄却した高裁判決を破棄し原審に差し戻した事案
◆訴訟一覧表(令和6年7月16日時点)