賃金と社会保障 2026年目次

3月上旬号(№1893)

特集◉聴覚障害をもつ未成年の子の逸失利益  水田敦士+吉村良一+若林三奈+城内 明+松﨑 丈+川島 聡

特集◉聴覚障害をもつ未成年の子の逸失利益
*障害者のいのちの値段とは?[水田敦士]
*障害児の逸失利益に関する大阪高裁判決の意義―自身の研究史とも関連させて[吉村良一]
*大阪高裁2025年1月20日判決に寄せて[若林三奈]
*合理的な将来予測に基づく判決[城内 明]
*判決が社会事情の変化に追いついた―特別支援教育の専門家の視点から[松﨑 丈]
*意見書・基礎収入の算定における聴覚障害者差別[川島 聡]
◇社会保障・社会福祉判例◇聴覚障害をもつ子の逸失利益訴訟 大阪地方裁判所判決(令和5年2月27日)・大阪高等裁判所判決(令和7年1月20日)交通事故死した先天性の聴覚障害を有していた児童の相続人らが提起した損害賠償請求訴訟において、聴覚障害による就労上の制約等を踏まえて逸失利益を減額した一審判決に対する控訴が一部認容され、被害児童が就労可能年齢に達したときの労働能力の見通しや聴覚障害者をめぐる社会情勢・社会意識や職場環境の変化を踏まえ、被害児童については全労働者平均賃金を減額するべき程度に労働能力に制限があるとはいえないとして平均賃金を減額することなく死亡逸失利益が認定された事例

2月下旬号(№1892)

特集1◉離婚時の障害年金分割  木佐茂男+木村道也+廣田久美子
特集2◉介護保険、保険料と財政の問題点  伊藤周平

特集1◉離婚時の障害年金分割
*離婚時年金分割制度が障害年金制度に対して行われた事例(福岡家裁令和6 年10月25日判決・本号25頁)[木佐茂男・木村道也・廣田久美子]
*鑑定意見書〈福岡家庭裁判所令和5年(家ホ)第×号 離婚等請求事件についての意見書〉[廣田久美子]
◇社会保障・社会福祉判例◇離婚時障害年金分割訴訟・福岡家庭裁判所判決(令和6年10月25日)妻が夫に対し婚姻を継続し難い重大な事由(別居長期化と被告の精神疾患に伴う暴力等)があるとして離婚を求め、附帯処分として財産分与と障害年金の分割(按分割合0.5)を求めた訴訟において、家裁の判決で婚姻破綻が認められ離婚請求が認容され、財産分与について原則どおり同等の寄与割合、障害年金の年金分割の按分割合は0.5とされた事案

特集2 ◉介護保険、保険料と財政の問題点 
*連載/医療・介護の法政策 改革の動向と政策課題 第4回 介護保険財政と介護保険料の法政策-高齢者介護の財源、保険料負担の法的問題[伊藤周平]
◆資料
・第9期計画期間における介護保険の第1号保険料について―抜粋―(令和6年5月14日 厚生労働省報道発表資料)
・令和6年度介護保険事務調査の集計結果について(「介護保険最新情報」vol.1450(令和7年12月23日 厚生労働省老健局介護保険計画課)より)
・介護保険制度の概要(令和7年7月 厚生労働省老健局)

2月上旬号(№1891)

特集1◉吉川市ALS介護保障訴訟・その3  山田恵太+徳田玲亜+採澤友香+関口瑞紀+藤岡 毅
特集2◉無戸籍期間のある第3号障害無年金訴訟・その2  田中明彦

特集1◉吉川市ALS介護保障訴訟・その3
*吉川市ALS介護保障訴訟控訴審判決の意義[山田恵太・徳田玲亜・採澤友香・関口瑞紀・藤岡 毅]
◇社会保障・社会福祉判例◇吉川市ALS介護保障訴訟・東京高等裁判所判決(令和7年7月8日)筋萎縮性側索硬化症(ALS)により重度の身体障害を有する原告が提起した障害者総合支援法に基づく重度訪問介護の介護給付費の支給決定の変更の決定の取消訴訟、介護給付費支給決定の変更の決定の義務付け訴訟、介護給付費支給決定や支給決定の変更の決定に係る違法行為を理由とする国家賠償訴訟、市職員が自宅調査の際の原告にした発言の違法を理由とする国家賠償訴訟の控訴審において、処分取消請求および義務付け請求が一審と同様に一部認容され、支給決定に係る国賠請求を認容した一審判決が取り消され、職員の発言に係る国賠請求の慰謝料が一審より増額された事案

特集2◉無戸籍期間のある第3号障害無年金訴訟・その2
*新連載/制度不備による第3号被保険者の届出遅れと障害年金保障 第1回
 Ⅰ 国民皆年金の意義・特徴と皆年金保障の法原理[田中明彦]

【Topics】「基準引下げ訴訟」、国は最高裁判決にしたがって補償を!~弁護士が共同声明 国及び厚生労働省に対し、生活保護費の減額処分を取り消した最高裁判決に従い、全面的な補償措置をすみやかに実施することを求める弁護士共同声明(2026年(令和8年)1月15日 弁護士有志一同)
○賃金と社会保障 2025年総目次

1月合併号(№1889・90)

特集1◉無戸籍期間のある第3号障害無年金訴訟  藤原精吾+防衛太郎+田中明彦
特集2◉生保基準引下げ訴訟 最判後の動き・その5  布川日佐史+小久保哲郎

特集1◉無戸籍期間のある第3号障害無年金訴訟
*障害年金をめぐる3つの不幸-無戸籍だった人の障害年金[藤原精吾] 
*なぜ無戸籍だった妻の障害年金支給を求める裁判を起こしたのか[防衛太郎]
*無戸籍だった被扶養配偶者の障害年金保障と国の皆年金保障責任~2024年2月15日高松地方裁判所判決および2024年5月24日付け被控訴人「答弁書」の検討[田中明彦]
◇社会保障・社会福祉判例◇高松障害年金不支給訴訟 高松地方裁判所判決(令和6年2月15日)・高松高等裁判所判決(令和6年11月27日)出生から25年にわたり無戸籍状態であった原告の障害基礎年金の裁定請求に対する不支給処分の取消請求と障害年金支給の裁定の義務付け請求、第三号被保険者届出制度の周知不足を理由とする国家賠償請求が、一・二審ともにすべて棄却または却下された事案

特集2◉生保基準引下げ訴訟 最判後の動き・その5
*最高裁判決への対応に関する専門委員会報告の検討-「高さ調整▲2.49%一律実施」の根拠にはならない[布川日佐史]
*私たちは巨象を倒した蟻の大群、ともに闘い続けよう(いのちのとりでアクション12・9緊急集会より) [小久保哲郎]
○上野厚労大臣記者会見概要(2025年11月25日)
○法学研究者による緊急声明(2025年12月8日)
○20の地方議会で速やかな被害回復措置を求める意見書等を採択
○最高裁判決への対応に関する専門委員会 報告書+別紙(令和7年11月18日)
○最高裁判決への対応に関する専門委員会報告書等を踏まえた対応の方向性(厚生労働省社会・援護局 2025年11月21日報道発表)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする